外国語を教える仕事がしたい！外国語講師や英語講師になる方法について徹底解説

近年、小学校での英語授業が必修化されるなど、外国語の重要性が高まっています。
そのため、外国語を教える仕事をしたいと考える方も増えているでしょう。
しかし、外国語を教えるためには「資格は必要なのか？」「どのような段階を踏めばいいのか？」などの疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、外国語講師になるための方法について詳しくご紹介していきます。
外国語の中でも“英語”にスポットをあててご紹介していくので、英語講師になるために必要な資格や取るべき資格について知りたい方は、ぜひご覧ください。

外国語講師の仕事とは

外国語講師は、外国語専門学校や語学スクールなどで、外国語の読み書き、会話などを教える仕事です。
生徒の層も小さい子どもからシニアまで幅広く、教える言語も英語や中国語、韓国語、フランス語など様々です。
外国語のスキルを持っていることが必須となりますが、それ以外にも生徒に外国語を教えるテクニックやコミュニケーション能力も必要になります。
また、教える国の文化や歴史などについても知っておくことも大切です。

外国語講師になるためには

外国語講師の仕事に就くためには、外国語の検定資格を2級程度は持っていた方が良いでしょう。
そのためには、自分自身も外国語について学ぶ必要があります。
反対に、日本語を外国の方に教えてたいという場合は、「日本語教育能力検定試験」の資格を持っていると有利になる学校もあります。
日本人を相手に指導する場合は、英語をはじめとする外国語を教える語学教室に勤めたり、自分自身で教室を開業したりします。

外国語講師はこんな人におすすめ！

外国語講師に向いている方は、人と接することが好きな人です。
基本的に指導はテキストを使用して行いますが、生徒とのコミュニケーションが必要になります。
生徒の層も幅広く、人ぞれぞれ習得するスピードも違うので、思いやりや根気強さも大切です。
また、生徒とコミュニケーションを取るためにも、流行や世の中に話題に目を向けることができるかも重要になってきます。

英語講師の仕事内容

英語講師と言っても、大人を相手にするのか、子どもを相手にするのかで仕事内容も変わってきます。
それぞれの仕事内容についてご紹介していきましょう。

大人向け英語講師

大人向け英語講師の場合は、大学や企業の英語研修、英会話教室、オンライン英会話教室で講師として働くことが可能です。
大人を対象にしている場合、子どもとは違って生活指導などはないので授業に集中できます。
生徒のほとんどが仕事帰りに受講するので、授業が夜間になってしまうことが多いです。
夜は働けないという方は、自分が本当に働ける時間なのか確認するようにしましょう。
最近ではグローバル人材が重要視されているため、大人向けの英語講師の需要も高まっています。

子ども向け英語講師

子ども向け英語講師の場合は、英語保育所や英会話スクール、英会話教室などで講師として働くことが可能です。
指導する子どもの年齢によっても内容は変わってきますが、基本的には英語に楽しく親しむことを目的にしています。
大人と違って、子どもの場合は生徒同士でトラブルになることも少なくありません。
トラブルが発生した時は、保護者と相談しながら子どもへの指導を行っていきます。
そのため、子ども向け英語講師の場合は英語を教えるだけではなく、モラルなどに関しても指導する必要があります。
子どもが好きな方や、子どもが楽しめるような指導ができる方が向いているでしょう。

英語講師になるには

中学校や高校で英語を教えるためには教員免許が必須となりますが、英語講師になるために必要な資格はありません。
採用する際は、検定資格の有無や経歴を重視しています。
特に英語講師を目指す人は、「TOEIC」と「TESOL」この2つの資格を持っていると役に立つでしょう。
TOEICでは、約800点以上を取得していれば英語力を証明できます。
TESOLとは、英語教授法プログラムのことを指します。
これは、厳密に言うと資格ではなく、修了証書です。
取得の際はオンラインを使っての受講も可能で、日本で取得できます。
TESOLの取得方法は、養成講座と実習を合わせて1か月程度で、取得費用は約20万円ほどかかります。

今回は外国語講師になるための方法について詳しくご紹介してきました。
英語講師になりたい場合、特に必要な資格はありません。
しかし、TOEICやTESOLなどの資格は持っておいた方が良いでしょう。
今後、外国語講師の仕事はグローバル化する社会において、ますます必要な仕事になっていくことが予想できます。
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